週末を利用してパリに遊びに行ってきました!
日本では「花の都パリ」などと言われ、ファッションや芸術のあふれる美しい町…というイメージで語られるパリですが、実は外部の人間に冷たく、店員の態度なども無礼なことで有名なのをご存知でしたか?
そのため、「花の都パリ」に憧れて旅行や留学で渡仏した日本人の女の子が毎年何人か「パリ症候群」という精神病にかかってしまうらしいです。「パリ症候群」とはパリに憧れを持ってやってきた主に若い女性がゴミに溢れる実際のパリの景色に幻滅したり、人種差別や個人主義のフランス人に接することで、理想と現実の違いを受け入れられず、幻覚や幻聴、体調不良までも起こしてしまうという精神病の一種だそうです。
さて、そんな、「態度の悪い店員の街(失礼)」として世界的に有名なパリで、少しでも店員からよい態度を引き出す法則をお伝えします。
Bonjour(ボンジュー:こんにちは)で始まり、Au voir(オーバー:さようなら)で終わる
これです。この基本が効くのです。
フランス語、基本の3語
Bonjour:ボンジュー(こんにちは)
Merci:メルシー(ありがとう)
Au voir:オーバー(さようなら)
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店に入ったら、店員が無視して店員同士でしゃべってようが
「Bonjour!(ボンジュー)」(するとだいたい「Bonjour!」と返してくれます。)
そして会話スタート。ここは英語でもOK。
話が終わったら
「Merci(メルシー). Au voir(オーバー).」
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すごく当たり前のことを言っているようですが、これが本当に効きます。
以前こんなことがありました。
レジ待ちで、順番がきたので英語で「Hello〜」と挨拶をしながらレジに向かったのに、店員さんはものすごく無愛想。ほとんど言葉も発してくれませんでした。
それを見て「そうだった!」とこの法則を思い出した私。
ちょうど、その時飲み物を買い忘れてしまったので、再度列に並び、また同じ店員さんと対面、今度は「Bonjour」と声をかけました。
すると…「Bonjour!」と返してくれ、口の端に笑みまで!!!
その後、注文が終わりレジを離れる際に「Au voir!」というと「Au voir!」と元気なお返事。
え!ほんの5分前のことなのに、態度、別人じゃん!
とこの法則の効果を実感したのでした。
こういったやり取りを繰り返していて気づいたのですが、どうやらパリ人にとって、この「Bonjour」で始まり「Au voir」で終わる流れは当たり前すぎて、それがないと拍子抜けして、まるでエイリアンでも見ているような気分になってしまうようです。
「旅先では少しだけでも現地の言葉を」とよく言われますが、パリでは特にそうです。
できるだけ、恥ずかしがらずに、あたかもパリに住んでいるかのような調子でいうのがポイント。
パリに行く際はこの法則をお忘れなく。
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