こんにちは!ノマドWebクリエイターのNao(@nao_tips)です。
自身の体験を元にWeb&デザイン、海外生活などについての情報を発信しています。
初めての方はぜひプロフィールもご覧ください。
◇◇◇
このブログでは社会人になってからセントマ留学をした話をよく書いてますが、
実はそれ以前、大学生の頃にフランスのリヨンに留学してたことがありました。
なぜリヨンに留学したのか。
リヨンに留学してどうなったのか。
リヨンの観光情報について書いてみたいと思います。
リヨンってどこ?
まず初めに、リヨンってどこ?どんなところ?という話をしておきます。
《リヨンとは》
フランス第二の都市。
フランスの南東部にある。
街にローヌ川とソーヌ川という2つの大きな川が流れています。
▼この辺です。
食で有名。
ポールボキューズ、セバスチャンブイエなどの本店あり。
リヨンの食は本当に美味しかったです。
有名店じゃなくても、そこらの普通のお店が美味しいイメージでした。
留学前:海外や留学に興味がなかった大学時代
わたしが日本で行っていた大学の学部は国際教養学部という、カリキュラムに留学が必須で入っている学部でした。
ただ、当時のわたしは、理系志望だったのにノリで英語系の学部に入ってしまったこともあり、大の英語嫌い。
留学や海外にも一切興味がありませんでした。
留学も本来であれば1年後期に志望校を選んで、2年後期から1年留学というカリキュラムになっているのですが、
1年後期に志望校を出さないまま、留学を先延ばしにし、このまま留学せずに卒業しようかとも考えていました。
「留学しない方が普通じゃない?」と思われるかもしれませんが、
この学部に行ったのに留学せずに卒業したとなると、「大学4年間何してたの?」って言われるような学部だったので、当時は結構悩んでました。
▼当時のわたしのふてくされ具合はこちらでも少し書いてます
わたしが初めての留学を決めた理由
そんな時にたまたま田舎に帰り、美術関連の仕事をしている親戚のおじさんに会いました。
当時のわたしは大学がつらく、辞めてデザインの専門学校へ通い直すことを真剣に考えていたくらいでした。
高校時代は美術部に入っていて、大学受験の合間にも青系雑誌ジッパーや装苑で美術やデザインの仕事に興味を募らせていました。
そのおじさんがふと、「そんなに美術が好きなら、美術の本場のフランスに留学すればいいじゃない」
と言ってくれ、英語圏以外の留学を一切考えていなかったわたしは目からウロコ。
そうか、留学って必ずしも英語を勉強するためじゃなくて、好きな理由で留学していいんだと気づいて、
美術の本場ということで興味の持てたフランスに留学することに決めました。
フランス語の語学力はどれくらいだった?
ちなみに第二外国語はそれまで中国語を選んでいたので、フランス語の知識はほぼゼロでしたw
2年後半からフランス語を取り直し、なんとか出席だけは確保…
でも語学があまり得意ではなく、宿題や予習復習を全くやらなかったので、留学前はフランス語力が全然なかったです。
一応初級クラスの単位を取っていたので、現在形の話はできるくらいの状態でした。過去形や現在進行形は危うく、完了系が出てくるとちんぷんかんぷんでしたw
他の日本人の子たちと一緒に行くグループ交換プログラムだったのでなんとかなりました。
英語圏より成績悪くても行けたのが裏の理由
内輪の話になってしまうのですが、うちの大学の場合、
英語ができる優秀な生徒はだいたいアメリカやイギリスなどの英語圏の大学に交換留学生(各校1人〜数人)として留学します。
英語圏以外の留学先はグループ留学(10人程度)となっていることが多く、
志望者が少ないので若干難易度が低いというのもフランスを選んだ理由だったりしました。
これについては、初めての留学だったので、変な見栄はったり実力以上に頑張りすぎたりせず、簡単めなところにしておいてよかったと思ってます。
個人的に初めての留学は、海外に行って遊んで帰ってくるだけでも十分だと思ってます。
行くことに価値がある!
わたしが留学したのはリヨン第三大学
わたしの留学先はリヨン第三大学という大学でした。
日本語のクラスもあるので、親日な生徒が多くてとても助かりました。
日本語に限らず言語系に強いのか、英語で受けられる授業も多かったです。
ちなみにリヨンには第一大学、第二大学、第三大学があって、
第一が医学、薬学、理学、工学系、
第二が人文科学、経済学、社会科学、芸術学、歴史学、心理学、言語学、外国語、
第三が法学、政治学、経営学、哲学、人文科学、外国語、
を扱っているみたいです。(Wiki調べ)
わたしのフランス留学のカリキュラム
わたしの場合、大学が独自に作ったグループ交換留学プログラムでした。
ので、個人で留学する方にはあまり参考にならないかもしれませんが、内容と感想を書いておきます。
カリキュラムの中身は、前期の半年間でフランス語とフランス文化について日本人学生だけ(グループの10人くらい)で行い、
後期の半年はフランス人の大学生に混じって好きな授業をなんでも取って良い。
という内容でした。
前期で日本人の生徒だけで、じっくりフランス語を勉強させてもらえたのが良かったです。
後期は本当にどの授業でも取って良かったので、頑張っていくつかフランス語でやる授業も取ってみましたが、やはり半年のフランス語学習だけではフランスの大学の普通の授業に入るのは難しかったです。
リヨン第三大学は語学系の学部があり、英語で受けられる授業がいくつかあったので、単位が不安な人は英語で受けられる授業を取るか、日本語学科の授業を取るといいと思いますw
リヨンに留学して青春の苦しみ(?)から解放された話
リヨンに留学して、というよりは初めての海外留学だったからかもしれませんが、
自分の枠組みが外れたような気がします。
だってさ、改札とか普通にまたいで通りよるんですよ、フランス人。笑
「えー!そんなん犯罪やん!」
とか最初思ったけど、そのうち、
いや、もしかしたら逆に改札こそ不自然なんじゃないか…?
なぜこんな人口的なものにわたしの自由が制限されなければならないんだ…?!
電車が発明される前は誰でも入れてた場所なのに…?
と、彼らの気持ち(?)を理解し始めてたしね!笑(ちなみにわたしはキセルしてないから!w)
他にも、駅のチケット売り場に並んでても、営業終了時間が来たらどれだけ行列できてようが、容赦無くカッシャーンと閉めるし。笑
大抵のことを、けんか腰で主張しないとやってくれないしね。笑
私が今まで大切に守ろうとしてきた常識ってなにーーーーーー< (^0^)>
ってなりましたよねw
大学受験に失敗して、不得意分野の学部に入ってしまい、自分に自信をなくして、東京のプレッシャーに押しつぶされそうになっていた若い大学生を解放するのには十分でございましたw
初めての海外留学を経験してどう感じたかはこちらの記事も参考にしてね↓
リヨンに留学してフランス語は話せるようになったのか
一応、1年留学が終わる頃には、日常会話くらいであればフランス語で会話できる程度になっていました。
前期でフランス語をしっかり勉強できたことと、
リヨン大学の日本語学科のフランス人の生徒たちがつるんでくれたことが大きかったと思います。
リヨンの観光イベント
1年間の留学でいろんなイベントを楽しめました!
大きなイベントもあるし、古い街並みの場所と便利な場所の両方があるし、近くに観光地も多いので、留学やワーホリにはとてもいい場所だと思います。
楽しかったイベントや行って良かった場所をいくつかピックアップして書いてみます。
Fête des Lumières(光の祭典)
リヨンで毎年冬(12月頃)にやってる光の祭典。
かなり前からプロジェクションマッピングとか取り入れてる。
伝統的なヨーロッパ建築の壁に色とりどりのマッピングが入るのは圧巻。
http://www.fetedeslumieres.lyon.fr/en
Fête de la musique(音楽の祭典)
音楽の祭典。街中のいたるところであらゆるジャンルの音楽のコンサートや
路上演奏をしているイベントです。
グループでワインを買って飲みながら街を回るのが楽しかった☆
https://www.lyon.fr/fete-musique
Biennale de Lyon(ビエンナーレリヨン)
2年に1回やってる現代アートの祭典です。リヨン行くまで知らなかったけど、有名現代アーティストの作品がいっぱいあり、会場規模も大きかったので、現代アート界で有名なイベントなのかな?と思いました。
奇数年が現代アートで、偶数年がコンテンポラリーダンスの祭典になってるみたいです。
http://www.labiennaledelyon.com/
la Nuit de Fourvière(フルヴィエールの夜)
時期的にリヨンにいない時期で行かなかったから詳細はよくわからないけど、リヨンで有名なイベントらしいです。
6-7月の2ヶ月間にわたり、街中にあるローマ劇場遺跡を中心にコンサートやダンスなどのライブがあったりするらしい。
リヨン近郊の観光地
リヨン近郊の観光地でとても良かったところをいくつかピックアップして見ました。
シュヴァルの理想宮
ナイーブアート(*)として知られている世界的にも有名な巨大作品です。
シュヴァルという郵便配達員のおじさんが、配達途中に見つけた石を積み重ねて、
33年かけて作った建物アート。
フランスの重要建造物に指定されています。
(*アートが本業じゃない人が作ったアート)
リヨンから1時間半くらいのところにあります。
電車とバスを乗り継いで行かなければいけないので若干アクセス悪いですが、リヨンにいるうちに行く価値は絶対にあります!
ペルージュ
中世の街並みが残る小さな街。
学校の課外授業の時に一度行って、すごく良かったので、妹が遊びにきてくれた時にもう一度行きました。
中世の街並み大好きな妹がメロメロになってめちゃくちゃ喜んでくれたので良かったです☆
ペルージュのガレットっていう砂糖味のピザみたいなのが名物ですごく美味しかったです♪
ラ・トゥーレット修道院
歴史的建築家ル・コルビジェが建設した修道院。
ここは今でも私の心の中で幻想的に残ってるところ!
当時の写真がどうしても見つからず残念なのですが、、、
友達に教えてもらい連れて行ってもらいました。
リヨンから30分で最寄駅のL’Arbresleまで行き、そこから徒歩30分ほどです。
建物もすごく素敵だったんだけど、周囲の何にもない田舎の景色が最高だった。
めちゃめちゃのどかで、あんなにゆっくりした時間はそのあと経験したことがない気がする。
是非ともまた行って見たいところです。
まとめ
- リヨン留学の体験談はこんな感じ
- 東京で圧迫感を感じてる学生には留学がおすすめかも!
- リヨン近郊のおすすめ情報(また行きたいー!)
の3本でお送りしました。
以上、Naoでした☆
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