こんにちは!世界をめぐるWebクリエーターNaoです。
先日書いた「心に残っている映画やマンガのセリフ」ですが、まだまだあるので第二弾を書いてみましたw
今回はあの爆笑ギャグマンガ「聖★おにいさん」より。
宗教ネタのシュールギャグ「聖★おにいさん」とは
「聖★おにいさん」とは、世紀末を無事迎えたイエス・キリストとブッダが下界(東京の立川)にバカンスに来ているという設定のギャグ漫画です。
徳が高すぎる2人が天上界の常識を持ったまま立川の安アパートで生活する中のドタバタを、めっちゃ面白くかつほっこりと描いています。
以前手塚治虫文化賞も受賞されていたり、映画化されたりしていたので、結構ご存知の方も多いかと思うんですが、初めて知った時は宗教を題材にギャグにするっていうのがすごい冒険だなーってびっくりしました。
神も仏も信じている、というかむしろ実家が寺でそれなりに仏教&キリスト教の基礎知識がある私。
(手塚治虫のブッダも高校生の時に図書室で読みましたよ!あれは説明不要の名作ですよね。)
宗教ネタを盛り込んだシュールなギャグがまじでツボに入りすぎて、大好きなマンガなんですw
先週9/22にでた最新の14巻ももちろん書いました!電車で読んで1ページ目から吹いたw
ちなみにめっちゃ余談だけど「聖★おにいさん」でブッダ自身も聖典と崇める(笑)手塚治虫作の「ブッダ」はイギリスの市民図書館にもセントマーチンズの図書館にも置いてあったよ!w
さすが手塚先生ですね。まさに世界レベルの名作。
と、前置きが長くなってしまいましたが、そんな聖★おにいさんでめちゃめちゃ学ばされた言葉があるんです。。。
「聖★おにいさん」より、キリストの名言
聖おにいさん11巻より。
なぜか明るくなった裏切りのユダ。
銀貨30枚でキリストを売ったことをずーっと悔い続けていた。
明るくなったことでついに自分に許しを出せて、涙ながらに2度としないってキリストに直接謝りにいけたシーン。
(キリストは初めから許してるんだけどね)
何度裏切られても私は君を許すから…!
何度売ってくれたっていいってことだよ!
何度裏切られても私は君を許すから
何度裏切られても私は君を許すから
何度裏切られても私は君を許すから
…
すごくないですか!
自分を売ったユダ。ユダのせいで処刑されたのに。
そんな人に対して何度裏切られても私は君を許すからって言えるのすごい…!
と心打たれました。
(マンガの中ではせっかく明るくなりかけてたユダが天然に明るいキリストに当てられてまた元の陰気な感じに戻ってしまうっていうオチなんですがw)
許しは自分のための癒し。許すことで入ってくるものもある。
実はこの時、自分のプライベートで裏切られたと感じていたことがあったんです。
裏切られたというか、一生懸命やってきたことが報われなかったという感じかな。
そういうこともあるとは思うし、今思えば自分の捉え方次第だったとも思うんですが
その時はとにかく耐えられなくてしばらく物事が手につかない感じでした。
そんな時にこのマンガのこのシーンを見て、
「なんという懐の深さ…。自分の命が売られてすら、笑顔で何度でも許すって言える人がいるんだ…。」
と心に深く刺さったんですね。
ま、人っていうか神ですけどね!笑
とにかくそれに心打たれて、
「とにかく今できることを一生懸命やろう」
「裏切られようがなんだろうが最後まで最善を尽くそう」
と思って心を入れ替えて頑張りました。
そしたらなんと!
- 突如その時の収入がアップ!
- 一流企業から続々内定・面接通過が決まる
という嬉しい出来事がバンバン起こりました!
裏切られたーといじけず真摯に自分のやるべきことに向かった結果かなぁと思います。
そしてそんな結果がついてこなかったとしても、
自分の中のいたたまれない気持ちが癒されて落ち着いて過ごせるようになっただけでもよかったです。
「聖★おにいさん」はキリスト&ブッダの名言てんこ盛り
ということで心にささる名言第2弾は聖★おにいさんからキリストの言葉でした!
マンガになっても衰えないこのパワー。。。
2000年以上続く教えは違いますな…。
そしてそんな深い宗教の話をギャグにしただけでもすごいのに、聖人のすごさを損なわないままマジで面白いっていう「聖★おにいさん」のすごさ…!
使われているのは常識レベルの宗教ネタですし、たとえ知らないネタでも逆に勉強になるので、ぜひまだ読んでなかった人は読んでみてください。
以上、Naoでした!
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