セントマーチンズ留学

私がセントマファンデをおすすめする3つの理由

2017/04/08

長らくご無沙汰しておりました。
早いものでセントマのファンデを卒業してから、1年半が経ってしまいました。

その後の私がどうしているかというと、幸運にもビザが取れ、まだロンドンで暮らしています。

この一年半の間、セントマの卒業生として暮らしてきて、いくつもの良いことがあり、
セントマのファンデは社会人からアート留学を始めたい方にとって本当にぴったりの学部だなぁと思いましたので、今回はセントマファンデの良いところについて書きたいと思います。

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1.卒業後のサポートがしっかりしている。

一番良いポイントはこれです。
セントマに限らずUAL(University of the Arts London)全体での取組みですが、卒業してからも学校の名の下にアート、デザインを発表する機会をたくさん与えてくれます。

SEE(Student Enterprise and Employability)という学生たちの就職・起業を支援する機関があり、これが定期的にいろんなイベントを開催してくれます。

例えば、

Creative Enterprise Week

クリエイターの起業に必要な情報を提供するワークショップやセミナーを開催。

  • 起業についてのアドバイス
  • ポートフォリオのチェック
  • 就職先の紹介
  • 知的財産権などの作品を守るための知識をつけるワークショップ
  • 作品の値段のつけ方のワークショップ
  • プレスリリースの書き方
  • 写真の撮り方

などさまざまなワークショップを開催しています。

Artsmart

UAL敷地内のクリエイターズマーケットかつ就職支援イベント。申し込めば出店できるし、企業側が求人の出店もしてる

Part Time Job Fair

主に学生用。バイト先の紹介。UALのイベントチームなどもバイトを募集してることがよくある。アート系、アート系以外どちらのバイトもあり

Made in Arts London

学生&卒業生の作品を売るプラットフォーム。年に二回の選考があり、通った人だけが入れる。Web上での販売のほか、メルマガで紹介してくれたり、実際にギャラリーを借りての展示即売会などもしてくれる。ロンドンのど真ん中カーナビーストリートのポップアップショップに商品を置かせてくれる機会などもあり!

Made in Arts London

▼過去made in Arts Londonで選ばれたアーティストに出展機会のあったポップアップショップ、We build this city

webuiltthiscity

Roomieの記事にもなってます!

ひとあじ違ったロンドン土産がここにはあるよ | ROOMIE(ルーミー)

Pulse London Trade Showへの出展

イギリスの老舗デパートや国立美術館のバイヤーなども見にくるトレードショーのUALスペース内にブースを持って出展できる機会。
Pulse London Trade Show

Pulseについてはこちらの記事でも紹介したので合わせて読んでみてください
デザイナーが出展するべき海外トレードショー(ロンドン編)

実は私もPulse Londonへ出展する機会を得られました。(ファンデしか卒業してなくとも!)
Pulse Londonとはロンドンで1年に1度5月に行われるトレードショーでデザイン性の優れたデザイングッズの展示会です。ロンドンからリバティやセルフリッジ、各美術館のバイヤーなどが参加するだけではなく、世界各国からも参加者が来るそうで、デザイングッズの一大展示会となっています。

Creative Enterprise Award

クリエイティブ系の起業をしている学生と卒業生に対して、様々な分野に分けて表彰する賞。
Creative Enterprise Weekと同時開催。
コース料理つきボールルームでの表彰式などかなり本格的な表彰式になってました。

UALの関連記事:Top UAL entrepreneurs recognised with Creative Enterprise Awards

これらは前述のSEE(Student Enterprise and Employability)が毎回企画しているので、毎年開催されるとは限らないのですが、このような露出の機会や卒業後の学びの機会は何かしら用意してくれます。

ファンデーションもれっきとしたUALの課程なので、UALの卒業生としてこのような機会を全て享受することができます。これはもう本っ当ーにお得でありがたいなぁと思いました。

2.チャンスが多い

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やはり有名な大学というだけでかなりチャンスは広がります。
例えば、私が学生だった頃、NOKIAの新機種のスマホケースのデザインのコンペが学校で開かれました。

授業の一環ではなく自由参加だったのですが、このコンペに招待されているのはイギリスのセントマーチンズと、ニューヨークの有名芸大パーソンズとノキアの地元フィンランドの芸大だけ。

しかもセントマーチンズは「ファンデーションのグラフィック科の生徒だけ」だったのです。
それって多くとも150人ぐらいしかいません。さらに前述のように自由参加&授業や試験の準備で忙しい時期だったので実際に応募した生徒はおそらく40人ぐらい。全校あわせて120人くらいの参加でした。
ちなみに最優秀賞の賞品はNOKIAのデザインチームでのインターン(給料支払いあり)。
ファンデでもこんなに面白いチャンスをくれるのだなとびっくりしました。

 

またグラフィック科内でZineの展示販売イベントをしたときも、会場がV&Aミュージアムという素晴らしい場所で出来ました。こちらのポスターもグラフィック科内のコンペでしたが、V&Aミュージアムのポスターなので後々までポートフォリオとしてとても役に立ちました。

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3.名前が通っている

これはやはりあります。
日本では知らない人も多いですが、セントマーチンズはアレキサンダーマックイーンポールスミスフセインチャラヤンテレンスコンランダイソンなど世界的に有名なデザイナー、アーティスト、オーナーを輩出している学校です。
イギリス人のほとんどは知っていますし、名前を聞くと「おぉー」となるようです。

展示会に出した際も大学名をいうと安心される面がありました。
異国の地でビジネスをしていく際にはこういった後ろ盾は大変助かります。

他にも私のファンデ時代の友達は、BAに行ってからですが「一流アート大学の仲良し3人組」というタイトルで母国の記事に取り上げられていたりしました。

もちろん名前に恥じない実力が必要ですが、どうせだったらないよりはあった方がいいのが大学名だと思います。

以上、3つあげましたが、基本的には一つ目の「サポートがしっかりしている」のが一番だと思います。
上には書ききれませんでしたが、UALの求人サイトがあり、仕事を探しやすかったり、卒業後も手続きをすると図書館を使えたり、卒業生というだけでいろいろな機会が得られます。

社会人を一度経験して、本気でアートあるいはデザインを仕事としてやっていきたいというしっかりとした目的のある方、今から3年間学部に行く時間とお金の余裕のない方にはファンデーションはぴったりです。
もちろん授業内容も素晴らしいです。(今回は卒業後の視点で書いたので授業の良さについては触れていませんが)

ぜひ思い切って留学してみてはいかがでしょうか?^^

こちらもよかったら読んでみてくださいね。
イギリスがデザイナーにとって起業しやすい国である3つの理由

この記事を書いた人

Nao
NaoNao Creative 主宰
早稲田大学卒業後、代官山のデザイン事務所にもちこみをしてデザイナーのキャリアをはじめる。その後20代後半でロンドンの美大セントマーチンズに社会人留学。約10年間グラフィック&Webの仕事を続けており、趣味はネットショッピングというWEB大好き人間。

【主な仕事】
WEBの制作・運営/Nao Creativeの商品企画・制作
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