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広告:イギリスはEUに残るべきか否か

2017/02/12

イギリスはEUに残るべきか、やめるべきか

イギリスはEUに残るべきか(NO)

イギリスはEUに残るべきか(YES)


こちらの広告は11月のある日地下鉄の構内で見つけた、ロンドン発行の経済紙「The Economist」のもの。
もともとEU内でも独自の位置にいたイギリスですが、近年の経済不況により、EU脱退を求める声がさらに強まっています。2017年までにはイギリスのEU残存を問う国民投票を実施することになっており、それをうけて意見を問う広告です。

EUに残るメリット・デメリットと残らないメリット・デメリットがそれぞれ一つずつの広告を用いてわかりやすく示されています。

さらに、最後の太字の1文

WHERE DO YOU STAND?

が、ちょうど自分が二つの広告の真ん中に立っていたこともあり、
グッと意味を持って迫ってきて、自然と考えさせられました。

イラストもEUによって助けられているところと、足を引っ張られているところが
一目で分かりやすく示されていて、「上手いなぁ!」と感心。

さて皆さんはどちらの意見に賛成ですか?

ポスター内の主張を簡単に訳してみましたのでぜひ考えてみてくださいね♪

BRITAIN SHOULD STAY IN EUROPE
イギリスはEUに残るべき

Two-fifths of finance firms in the City cite access to Europe as a reason for setting up in London. Many of the 1,300 Japanese firms that have invested in Britain feel the same.
ロンドンの金融街シティに拠点を置く金融商社の5分の2は、ロンドンからヨーロッパにアクセスし、それを理由としてロンドンに拠点を置いている。これまでイギリスに投資してきた1300ある日本の商社の多くも同様に考えている。
About half of Britain's exports go to European countries. Leaving the EU might jeopardise that.
イギリスの輸出のほぼ半分はヨーロッパの国々に行っている。EUを脱退することはこれらの輸出を危機にさらすかもしれない。
Russian officials already think Britain is "a small island" that "no one listen to". Without the EU, its international clout would be weaker still.
ロシア政府はすでにイギリスを「小さな島国」で「特に気にとめなくてよい」と考えている。EUなしではイギリスの国際的権力はさらに弱まるだろう

BRITAIN SHOULD GET OUT OF EUROPE
イギリスはEUから脱退すべき

Britain would save about £8 billion a year which it now spends subsidising poor parts of Europe and propping up agriculture abroad.
イギリスは現在EU内の貧乏な国への援助と外国の農業援助に当てられている80億ポンドを使わずにすむ。
It could slash immigration. A third of Britain's immigrants are Europeans, whom the government cannot turn away.
脱退により移民を大幅に削減できるかもしれない。現在イギリスへの移民の3分の1はヨーロッパからの移民で、政府に彼らを追い出す術はない。
It would rid itself of institutions such as the European Parliament and Commission, which almost no one understands but which issued more than 2,000 rules last year.
脱退により欧州議会や欧州委員会などからも抜けることが出来る。これらはもはや誰も一体なんなのかよくわかっていない機関であるが、去年だけでも2000以上の規則を設定している。

賛成派意見で日本の商社が重要視されてるのがうれしいですね。
また、ロシアに取るにたらない存在と言われているのをずばっと述べる辺りすごい^^;

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この記事を書いた人

Nao
NaoNao Creative 主宰
早稲田大学卒業後、代官山のデザイン事務所にもちこみをしてデザイナーのキャリアをはじめる。その後20代後半でロンドンの美大セントマーチンズに社会人留学。約10年間グラフィック&Webの仕事を続けており、趣味はネットショッピングというWEB大好き人間。

【主な仕事】
WEBの制作・運営/Nao Creativeの商品企画・制作
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